洪水対策に自信、日本の投資継続

また日本の報道機関との単独会見は初めて。その結果、省庁の縦割りの弊害や中央政府と地方の連携の不備などが浮かび上がり、洪水対策の指揮系統を首相の下に一本化することを決めた。　首相によると、新たな洪水対策を打ち出すため、まず昨年の問題点を調査した。

購読されている方は、続きをご覧いただけます。　その上で、対応が後手に回った治水対策について、首都を流れるチャオプラヤ川上流のダムの早期放水や遊水地域への計画的な氾濫（はんらん）などで「（首都圏の）運河の限界水量を超えて道路にあふれないよう、海にできるだけ早く流す」（首相）との方針を打ち出した。　インラック氏の訪日は、昨年８月の首相就任後、初めて